大草原の小さな家「町長夫人?」のあらすじ・感想(シーズン9第3話)

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大草原の小さな家「町長夫人?」はどんなお話?
あらすじや感想を知りたい方はこのページを読めばわかります。

ウォールナット・グローブで町長の選挙を行うことになります。
その候補にオルソンさんとアルマンゾがなって…!?という話。
町に住む年配者の悲喜こもごもを絡めた展開で楽しめます。

書いている人は、最近のドラマにあまりハマれるものがないアラフィフ女子、mariaです。
大人になってからふと懐かしい「大草原の小さな家」を観なおしたところ、どハマりしました。
今は昔の懐かしいドラマや映画を観る日々です。

目次

出番の多いキャラクター

 オルソン夫人
 アルマンゾ
 レム・マッケーリー(ウォールナット・グローブに住む老人) 今回の主人公

おすすめポイント

・自己顕示欲の強いオルソン夫人のキャラクターが楽しめる。

・好青年でお人よし、ちょっと気が短いアルマンゾのキャラクターが楽しめる。

・町のみんなのウォールナット・グローブへの愛が感じられる。

おすすめ度 ★3

町長夫人?というのはもちろんオルソン夫人のハリエットのこと。

夫のネルスを町長にして裏で実権を握ろうという魂胆で、選挙運動に励みます。
おなじみのオルソン夫人のお金に目がなく目立ちたがりな性格がよくわかる話です。

またアルマンゾの出番がわりと多いので、彼が好きな方にもおすすめ。

アルマンゾのお人よしで好青年というキャラクターがよく出ています。
私はアルマンゾファンなので楽しく観られました。

大草原の小さな家「町長夫人?」のあらすじ・感想

ストーリーは、レムが、歳のせいで最近ほとんど出歩かなくなった友達を訪ねるところから始まります。
レムは歳をとっても元気に明るく毎日を生きたいと思っている人。
ネルス・オルソンのチェスの遊び相手でもあります。

一方オルソン夫人はふとしたことから持参人払債券を見つけ手に入れます。
この書類によって、町はオルソン夫人に多額のお金を借りていることになってしまいました。

オルソン夫人はお金の返済を求めるかわりに、町の名前をオルソンの名が入ったものに変えさせます。

また町に町長をおくことを提案します。
夫のネルスを町長にして、裏で実権を握り自己顕示欲を満たそうと考えたのですね。
いかにもオルソン夫人がやりそうなことです。

さっそくオルソンを町長候補に立て、選挙運動にいそしみ出します。

オルソン夫人に町の実権を握らせてはならないと思ったローラやレム、町の人たちは、アルマンゾを立候補させてはと考えます。

シーズン6でウォールナット・グローブに引っ越しできたアルマンゾ。
いつの間にか、周りの皆に「好青年で若くて町長にぴったり!」と評価されるようになっているのが嬉しいですね。

ただ、もしウォールナット・グローブに今もチャールズが住んでいたら、町長候補にみんなから推されるのはチャールズだったんだろうなあ…という気持ちにも少しなりました。

大草原の小さな家にはやっぱりチャールズ父さんありき、です。
チャールズのいないシーズン9はやはり少し寂しい…。

アルマンゾは最初は乗り気ではないのですが、オルソン夫人の「農民に町長は務まらない」という言葉に反発し、立候補することにします。

このアルマンゾが立候補を決める場面、アルマンゾとオルソン夫人の会話には、二人の性格が良く出ていて面白いです。

アルマンゾの選挙サポート役はレムになりました。
レムは、老人仲間を中心に選挙活動を行い、支持を広げていきます。

しかし選挙活動の途中で、アルマンゾは自分に政治活動は向いていないと悟り、立候補を降りてしまいます。
弁の立つレムの方が、町長には向いているのですね。

競争相手がいなくなり、町長はネルスに決定だと喜ぶオルソン夫人ですが、最終的にレムが立候補にたち、投票日を迎えます。

投票前に二人の立候補者の最終演説の場が設けられました。
レムはウォールナット・グローブの設立の過程に触れながら、「町は個人のものではない」と人々に訴えます。

ここではネルスの演説は割愛されており、少し残念です。
オルソン夫人の演説なら想像つくのですが、あくまで町長に立候補しているのはネルスです。
ネルスの主義・主張は共感できる部分もあると思うんですよね。
ネルスの演説も聞いてみたかったです。

投票の結果、僅差でレムが町長に決まりました。

またオルソン夫人が手に入れた債券は、価値のないものだとわかります。

レムが最初に訪ねた友人が他にもっと有効な債券を持っており、町がオルソン夫人に大金を払う義務もないことが判明したのです。

オルソン夫人はショックですが、ネルスもレムに祝福の拍手を送り、場面はパーティー会場へ。

町のみんなの晴れやかな笑顔と楽しいダンスで、町長選挙の話は幕を閉じます。

最後につっこみポイント

町長になったレムの活躍はこの後あるのかな…?
つっこみというよりは、ちょっとした疑問です。

現時点では、シーズン9の後半はまだあまり見ていません。
これから観ます。

レムが普通に町長として活躍していたら、この記事はたぶん書き換えます。(笑)

大草原の小さな家では、ゲストキャラが一回限りの出演のことも多いです。
ローラの友達とか、町の住民とか、結構重要そうな役柄であっても。

せっかく元気な町長が誕生したのだから、レムには今後も出演してほしいという願いを込めて。

大草原の小さな家「町長夫人?」をまとめると…

大草原の小さな家「町長夫人?」では、ウォールナット・グローブでの町長選挙を描いています。
その候補にオルソンさんとアルマンゾがなって…!?という話。

町に住む年配者の悲喜こもごもを絡めた展開で楽しめます。

観終わってみれば他愛のない話かもしれません。
意外な展開はあまりなく、予定調和のストーリー。

最初に出てきた無気力になっていたレムの友人が、レムの影響で最後は元気を取り戻すのも、まあ大草原の小さな家ではあるあるなエピソード展開ではあります。

でもおなじみの大草原の小さな家の面々が、町長選挙の話を軸にそれぞれの「らしさ」を見せてくれるので、安心して気楽に楽しめる一話だと思います。

特にオルソン夫人とアルマンゾファンにはおすすめなお話。
ローラの出番がもう少し多いともっと良かったかな。

レムの言動に、町の設立者ハンソンへの敬意があるのも嬉しかったです。
ハンソンさんも好きなキャラクターなので。

町のみんなの「我が町ウォールナット・グローブ」への愛も感じられてほっこり…。
ハッピーエンドですしね!

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