大草原の小さな家「若き牧師」のあらすじ・感想(シーズン9第11話)

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大草原の小さな家「若き牧師」はどんなお話?
あらすじや感想を知りたい方はこのページを読めばわかります。

ウォールナット・グローブにヘール牧師がやってきます。
若くハンサムな牧師をめぐるドタバタコメディ。

一方アルマンゾとジョン・カーターは農会組合の会議のためサンフランシスコへ。
彼らの旅の珍道中も描かれます。

気楽に楽しめるコメディ回です。

書いている人は、最近のドラマにあまりハマれるものがないアラフィフ女子、mariaです。
大人になってからふと懐かしい「大草原の小さな家」を観なおしたところ、どハマりしました。
今は昔の懐かしいドラマや映画を観る日々です。

目次

おすすめ度

おすすめ度 ★4

気楽に楽しめるコメディ回なのでおすすめです。

エドワーズさんの早合点っぷりが楽しい。

また日本風の旅館が出てくるので、その描写の仕方には色々言いたいことはありますが、異国の風習に右往左往するアルマンゾやカーターの様子は他では見られないのでおすすめ。

出番の多いキャラクター

 エドワーズ
 ヘール牧師(若き牧師)
 アルマンゾ
 ジョン・カーター
 ローラ
 セーラ
 オルデン牧師

大草原の小さな家「若き牧師」のあらすじ

アルマンゾとカーターが農民組合の会議に参加するためサンフランシスコへ出掛けることになりました。

二人と入れ違いに町にヘールという若い牧師がやってきました。
ヘール牧師は、見かけたアルマンゾが「男前だ」というくらいハンサム。
信仰深く、人柄も良く、彼はすぐ町に溶け込みます。

若くイケメンなヘール牧師に、オルソン夫人はすぐ目をつけていてさすがです。

ヘール牧師は、オルデン牧師に、教区の様子を見つつ教会本部の事業で投資不動産を探しに来たと言います。
善良な人々の教区を担当するオルデン牧師を羨ましいとも。

エドワーズの案内で、さっそく空き家を購入するヘール。

しかし、買った家の修復をしたり、家具を手配するヘールの様子に、エドワーズは、彼がオルデン牧師に替わってこの町の牧師になろうとしているのではと疑います。
エドワーズにそう言われたオルデン牧師も不安になってきます。

善良なオルデン牧師が微笑みつつ見せる複雑そうな表情がいいです。

一方、サンフランスシコに着いたアルマンゾとカーターは、目をつけていたホテルが満室で、日本風の宿屋に泊まることになりました。

靴を脱げと怒られ、慣れない日本式の布団や混浴の大浴場、箸で食べる料理などに、二人はかなり戸惑います。

ここの日本風旅館の描写はつっこみどころ満載。

ちょっと大げさというか誇張して日本の風習が描かれています。
うーん…偏見を感じなくはない描写です。

お風呂に入っていると女性が急に背中を流しに来るとか、さすがにどうかと思いました。
でも日本人以外の方が見たら、こんなものだと思って楽しめるのでしょうか。

それでもお箸を使えず、覚悟を決めて手で食べるアルマンゾたちには笑ってしまいました。

次の日、お人よしのアルマンゾとカーターは、スリのおばあさんに騙されて財布を盗られてしまいます。

その上、逆におばあさんに乱暴を働いたと誤解され留置所送りに。
財布には、会議の入場券と帰りの汽車の切符も入っていました…。

二人の人の良さが出ていて、可哀そうだけど可笑しい場面です。

さて、ウォールナット・グローブでは。
ヘール牧師はある日ローラとセーラに声を掛けます。

実は彼は投資不動産探しに来たのではないのです。
教会本部からオルデン牧師にその功績をたたえて家を贈ることになり、そのためにここへ来たのだと打ち明けます。

ヘールが購入して手入れしていたのは、オルデン牧師のための家だったのですね。
家の掃除や手入れを皆には内緒で手伝ってほしいと頼まれ、二人は快く引き受けます。

さっそく次の日、ローラがヘール牧師の家へ。

ヘール牧師の行動を不審がっているエドワーズは、家の外で聞き耳を立て、二人の会話を盗み聞きします。
途中で愛の詩集を読むヘール牧師とうっとりとそれを聞くローラに、エドワーズは二人の仲を誤解します。

次の日にはセーラがやってきて、またその会話をエドワーズは盗み聞き。

エドワーズは漏れ聞いた会話ですっかりヘール牧師がローラとセーラを口説いているのだと勘違いします。
掃除が終わってセーラが出てきたとき、ついにヘール牧師を殴ってしまいます。

その場で今までのヘール牧師の行動はオルデン牧師に家を贈るための準備だとわかり、エドワーズの誤解は解けますが、セーラは怒って帰ってしまいました。

一方、サンフランシスコのアルマンゾとカーターは、入場券がないためせっかく来た総会には参加できませんでした。

目的も果たせず、帰りの切符もないので、無賃乗車をするしかありません。

やっとのことで貨車に紛れ込み、牛や羊と一緒に汽車に揺られています。
食べ物もなく、リンゴだけで飢えをしのぐ二人。

ひげもボーボーになって、哀れな二人の様子がなんとも言えません。

そして次の日曜日が来て、ウォールナット・グローブでは礼拝が行われました。

ヘール牧師は、ここでオルデン牧師に家をプレゼントすることを発表します。
ヘール牧師の顔には、エドワーズに殴られた痛々しい跡が…。

オルデン牧師は驚きながら喜び、場面はそのお祝いのパーティー会場へと変わります。

反省しきりのエドワーズとセーラ、ローラ、ヘール牧師も和解しました。

楽しいひとときにアルマンゾとジョン・カーターが不在なことを残念がるセーラたちですが、今も二人は家畜と一緒に貨車の中でした…。

大草原の小さな家「若き牧師」の感想

楽しいお話で良かったです。

早合点してローラの浮気を疑うエドワーズがコメディチックに描かれていて面白いです。
ローラも浮気を疑われるほど大人になったんだなあと感慨深かったり。

アルマンゾとカーターの珍道中も楽しかったです。

日本風の旅館の描写には、日本人としてはちょっと文句を言いたいですが、日本のイメージって海外の人から見たらこんな感じなんだろうなあ…とも思いました。

あまり深く考えず、アルマンゾとカーターの戸惑う様子を楽しむのが吉かと思います。

またヘール牧師がいい人で良かった!

大草原の小さな家には、重いテーマのエピソードも多いですが、今回のような気軽に楽しめるエピソードもよくあります。
そのバランスがちょうど良いのですよね。

今回は後者ですが、どちらもそれぞれの良さがあって私は好きです。

見どころ

エドワーズの愉快なキャラクターが楽しめるところです。
ヘール牧師とローラやセーラとの浮気を疑うエドワーズの早合点っぷりが楽しいです。

並行して描写される、都会で散々な目に合うアルマンゾとカーターの様子も面白いです。

つっこみポイント

なんといっても、アルマンゾとカーターの泊まる日本風の旅館です。
昔の時代設定とはいえ、さすがにちょっと誇張しすぎでは。

これを観た日本以外の国の方はどう思うのでしょうか。
日本のイメージそのとおり…なのかなあ…。
ここはぜひ見て確かめて欲しいです。

最後に

大草原の小さな家「若き牧師」は、ウォールナット・グローブに若い牧師ヘールがやってきて、それにともなって展開するドタバタコメディです。

ローラとヘール牧師の浮気を疑うエドワーズが活躍?してくれて楽しいです。

アルマンゾとカーターの都会での珍道中も描かれ、気楽に楽しめるストーリー。

つっこみどころ満載の日本風の旅館も出てくるのでお見逃しなく!

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